2017-07-26 Wed 15:57
夏の一泊二日の航海

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07/23

家族6人で、マリーナ泊はしても、一泊泊まりでのクルージングは初めて

愚息に至っては、沖縄航海以来だ。

子供たちに曳かれて善光寺参り?いやいやヨット航海に来たという感じだ。

操船??忘れたとの一言で、ゲスト気分()

昔々の、ヨットへのトラウマか?

マリーナでの宴会にはよく参加していたが・・・・

これは、嫁に行った娘達も同様だ

DSC_7981.jpg

まっ、それはさておき、08:00出航 風なし 目的の内海海水浴場まで機走すること二時間半

海水浴場は、思っていた以上に透明度が悪く、且つ水温が低い為、孫達余り元気に海に入らず、

浜辺でうろうろということが多かった。

それでもやはり子供だ。元気に遊んだものだ・・・・

ショック1

そんな中、11:40異常事態発生だ  

愚息と男性一人とで、おぼれていた女の子を浜辺に引き上げてきた

初めての光景に驚いたのは言うまでもない

その女性はぐったりし、唇は青ざめていた 瞳孔は不明

人工呼吸を始めた 

肋骨が折れるのではと思うぐらい強く、一、二、三・・と。

嫁は、誰か電話を・・・バスタオルを・・・・医者はいませんかぁ・・・・と大声で・・。

誰も、浜辺に携帯を持ってきていないのに気付き、老生が海の家に駆け込んだ

「電話を急いで・・救急車を・・と。」

愚息と、嫁と、男性とが交互に人工呼吸をするたびに、鼻から口から 泡??が出始めた 脈拍は止まったまま。

その騒ぎで、偶然遊びに来ていた、若い消防署員が駆けつけてきた 何かお手伝いができることはと・・・・

お父さん、この人の足をきつくつまんで、痛いぐらい刺激をしてと・・・・

初めておぼれている人の足を触った

冷たかった もう駄目だなと、直感した

そのうち、AEDを海水浴場の人が、持ってきた

消防署員から、場所から離れてくださいという指示アリ

一回 二回と スイッチを入れた

が、調子が悪いようで、上手く作動せず

また、その署員と愚息とで人工呼吸を再開

そのうち、のどぼとけが動き出した

が、それは息を吹き返したのではないと、単なる反射運動で動いているのだと・・・

絶望的に感じた

経つこと13

救急車が来た 酸素吸入をしながらタンカーに乗せられて行った

そして、何もなかったように、自然解散。

そのあとは、警察から、愚息、嫁と男性とに現場検証立会要請があり、海水浴どころではなくなった

最後は、刑事課長が到着 

場合によっては刑事事件として業務上過失致死傷罪で立件するという話まで行ったらしい。

つまり、その女性は施設の子で、付き添いの職員への刑事訴訟を念頭に入れていたらしい。

もし、病院で亡くなれば、その職員は、即刻逮捕ということに・・・・・・。

しかし、愚息に嫁に男性、良く頑張ったと思う

三時間弱の出来事だったが、静と動 生と死 考えさせられた

あの海水浴場・・・親子が騒ぎ、若いものがボールで遊び、バーベキューの匂いの雑踏の中 

消えゆく一つの人間の命があり、ほとんどのものは関心を寄せない現実・・・・・。

「無常」という言葉が、理解できた・・・

ショック2

そんな事があったが、予定通り20分ほど機走して、べラビスタへ入港

ここでは、アニメの[紅の豚]の影響で、水上機が好きな孫のため、

場合によっては財布の紐を緩めようかと思っていたが、意外や意外ほとんど興味を示さなかった・・

爺じとしては、ちとショック2

今は、昆虫に夢中になっているからか?????????

ショック3

桟橋に係船して、ゼネレーターを廻し、空調をするも、メインキャビンの空調機の冷えが甘い。

要は、ファンが廻っているだけだ・・・・。

夕食は近くのイタリア料理店で・・・騒ぐ息子夫婦に孫たちをしり目に、元気なし・・。

あのおぼれた女の子の顔と、就寝時のキャビンの温度、そして故障の原因、処置方法等が脳裏に、

駆け巡り食欲なしなのだ。

冷えたオーナーズルームには若夫婦と孫を寝かし、我々夫婦は30年前の、牟岐大島へ夏によく行きやっていたあのスタイルで、就寝することにした 

ハッチは全開、開口部の周囲には網戸の網でカバーし、ハッチの周囲はシートを、錘代わりに回して、虫よけとする方法だ 

アウトドアの基本だろうか。

ショック4   真っ青になったあの女の子の顔が、夢うつつに・・・寝られなかった 

自分としても、相当なショックだったと思う。

そうこうしている間に涼しくなり、いつの間にか寝られたようだったが・・・・・

今度は寒さで目が覚めた()

ショックばかりの07-23日だった

明けて、07/24

空調の聞いた部屋で、十分に睡眠が取れたのだろうか、息子夫婦は歩いてローソンへ

マリーナ内のビュッフェ[OPEN10:00]で、朝食をと考えていたが、早めに出航したいということで、朝食は変更。

昼食の買い出しもあったようだ・・そんなこんなの早朝出航となった

出航08:10

狭水道は機帆走 阿伏兎観音岬を出てからは、北西の風 10ノット強で、5~6ノットの帆走

軽音楽を聞きながら、まったりと時間を楽しむ

予定の、宇治島についたのが09:45 ボートの先客あり

思惑通り、鹿が一杯いた。

たくさんの鹿には、喜ぶ孫たちだが、ここも海水温が低く、泳ぐ気になれないようで、元気なし。

おまけに、砂が大きく、歩きにくいのだ。 

海岸といっても、いろいろとあるものだ。

結局、昼食を早めに済ませて、出航

行先は、名部戸海岸だ・・・三軒目のハシゴ()

13:40 名部戸海岸に到着 

テンダーで全員上陸 

年寄りはすぐにハウスの中へ、ビールとおでんと()

若夫婦と孫たちは、帰ろうかと声がけするまで海岸で水浴を楽しむ。

[青い鳥]ではないが、幸せは? ・・・・一番良い海岸は?一番近くにあったようだ()

今回の、一泊二日のクルージング 思い出深い物になった。

孫たちも、内海海水浴場の事件は、良きに付け悪しきにつけ 脳裏に刻むものがあっただろうし、

親たちの行動力に敬意を持つことになっただろうと思う

帰還中 海水浴場を管理運営する漁協組合組合長から電話あり また警察署長からも・・・

本人は、その後助かったという報告と、人命救助への感謝状の贈呈したい旨の報告あり

大変な、ショートクルージングとなった。

しかし、良かった もう夢うつつに出てこないだろう、あの子も・・・。

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