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2011-05-15 Sun 17:58
イージス艦あたご・無罪
海難事故での、画期的な、無罪判決が出た
地裁の秋山裁判官に最大の敬意を送りたい。
以前から、ブログにも書いていた私の意見と全く同じ要旨での判決だったが
判決の要旨の中での、このくだりには、驚いた・・・  
回避義務・・二隻の船がお互い進路を横切り衝突の恐れがあると判断すべき関係[見合い関係]とは、船長が注意していれば衝突の危険性があると判断すべき両船相互の視認関係を指すと考えられる
見合い関係の成否と成立時期は、コンパス方位の変化だけでなく、両船間の距離、船の大小・性能・天候・潮流・風向風力・その他諸般の状況を考慮し個々の事案に応じ決定すべきだ
清徳丸と、あたごの衝突の危険は、両船の間に見合い関係はなく、あたごが清徳丸を回避する義務を負わない状況で、・・・・・・・・・・

小型船舶を動かす者にとっては、当たり前のことなのだが、この秋山裁判官、小型船舶の操縦経験があるがごとくの、判決だ・・・素晴らしいの一言に尽きる
亡くなられた、漁船を操船していたお二人には御気の毒だが、全て 海上衝突予防法の保持船、避航船というだけで、海上自衛隊、保安庁、海難審判もこの事故を終わらせようとした事への、大きな警鐘を鳴らしたことに喝采を送りたい
さかのぼり、第一富士丸と、なだしお との海難事故も、この秋山裁判官が、担当し判決を下されていたら、なんと出しただろう? 今まで通り有罪だったのだろうか? それとも無罪を出したのだろうか?
多くの者が出た方が、弱者・・正義・・という構図の報道のやり方も、反省を促したいものだ
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