2007-09-16 Sun 21:10
一ヶ月ぶりのセーリングか?? 9/15
最近の航海日誌を、見てみると出航回数が、少なくなってきているのがよく分かる。
今日も、出航のつもりはなく、夕刻から始まる、秋刀魚の宴の準備に早く来たのだが、あまりにもよい風の為、副長と二人で、急遽、出航する。
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22~25ノットの東よりの風が、コンスタントに吹いている。引き潮の為、風向と相反しているので、波高は少々高め。と、行っても、1メートルは無い。なみこまちには、丁度よい風だ。
クローズホールドの時にジブセールをワンポイントリーフしたが、後はフルセールで、帆走。マックス9.4ノットをマーク。波高があまり無いので、楽だ。いつも、この程度の風が吹いていてくれれば、セーリングも楽しいのだが・・・・。
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出港して女木島を一周。約一時間半弱。
アビームになっても、自動操舵で帆走。
副長と二人で、オーナーズチェアで、コーヒー飲んでおりました。
大的場沖合いでは、高校生のディンギーが、帆走練習・・・しかし、高松からのクルーザーヨット出航はなみこまちのみ。
直島沖合いで、ニ艇のクルーザーヨットを見かけたが・・・・。
高松沖はすこし、寂しいものを感じます。
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ルンルン気分のセーリングの後、セール収納の段になって、ブロックにシートが食い込み、ブロックがフリーに回転するまで、一騒動あり・・・辛。
やっぱり手抜きで、マストから前にデッキカバーをかけてのセーリングは拙かった。反省・・・反省。
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今日のメインイベント・・北海道の秋刀魚の宴
中山司厨長が、北海道にいる息子さんに頼み〔本当は艇長・私が・無理を言ったのですが・・〕今日の朝取れた秋刀魚を生きたまま空輸して、もらいました。
桟橋で、もうもうと煙を出して、焼いてくれている中山司厨長・・ありがとうございました。
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秋刀魚の刺身・・・ちょっとした料亭でも、出てくる秋刀魚の刺身。
しかし、今日のは、絶品の味。鮮度が全く違っていました。
私は、刺身意外に、焼き秋刀魚は3本頂きました。・・・本当に、ご馳走様でした
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写真には写っていないが、秋刀魚同様、脂の乗った絶品の美人3名、いたことを、付け加えておきます・・・苦笑。
・・・・・・・・・・・・・・
われながら、こんな贅沢なことやっていて、良いのだろうかと、思ったりもするが、金品、物資の贅沢ではなく、このような贅沢は、、気心が合い、そして熟成された人間関係の中で初めて成し得られるものであると確信し、デッキで飲むサーバーからの生ビールに、わが身の幸せを酔わせました。・・・・
終宴は、三日月が沈んでしまった、02:00でした。
皆さん、ご苦労様でした。
私の胆嚢、やはり豚の脂よりは、秋刀魚の脂のほうが、相性が良かったようですし・・・・出来れば来年も、やりたいですね・・。
それまでに、自称秋刀魚好の私。秋刀魚を尻尾と頭だけ残し、綺麗に食べられるように、居酒屋等で練習しておきます・・笑。
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2007-09-06 Thu 10:37
国旗について・・・
 皆さんはご自宅に国旗をお持ちですか?????、
    では愛艇には?????。
「家にないものがあるわけないだろう」って方が意外と多いのではないでしょうか。
国旗に対する考え方にご意見は多々あるでしょうが、小生の経験を少々紹介したいと思います。
今の艇を購入時に友人と二夫婦でオランダのメデンブリックにあるコンテストの造船所に検査と打ち合わせに行ったときのことです。ここの社長はオランダの帆船建造組合の会長をしておられ、且つあるクラブ(日本でよく耳にするライオンズ,ロータリーとは格式の全く違った400 年近く続いているクラブです。クラブの建物には以前行ったときに招待され中に入りましたが、名前を忘れましたが、女性は入会は当然の事ながら建物にも入れさせないクラブとの事でした) のオランダの理事長でもあり, 威厳を持ち矍鑠とした紳士です。
彼に飛行場まで迎えに来てもらいオランダ人の英語を聞きながら1 時間半, 時速140km の旅をして着いたところが彼の造船所です。この造船所は仁尾マリーナの10 倍は十分にあろうかと思われる広大な敷地を有しています。そして彼の愛車のアルファロメオから降りて一番最初に目にとまったのは日本国旗でした。
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私たちの為に掲揚された日本国・国旗の前で・・。
正面玄関にオランダの国旗と日本国旗と同じバイヤーのロシヤの国旗がはためいているではないですか、我が目を疑ったのは当然の事ですが、心の底にいや社長も商売だからとか、遠路はるばる来たのだからこのぐらいは当然だとか思いつつも複雑な気持ちの中に日本人として礼節を持って迎えていただいた事に感動しました。
が、自分の為に国旗が上がった事は始めての経験だったものでつい舞い上がったのでしょう喜び勇んで国旗の前で記念写真を取りました。
この態度がこの社長からみると軽く蔑んでも良い態度に見えたのでしょう、後で思うと小生には日本国旗のことだけでオランダとロシアの国旗は目に入っていても気にしていなかったのです、日章旗のことばかりで、他国の国旗に対する礼節を忘れておりました。
一緒に行った友人は小生のような態度はとらなかったのです、なぜならば彼は何時も国旗の下で仕事をしているものですから国旗が上がっていたのは当然と理解していたそうです。その夜, 私がオランダヨット造船会を牛耳っていると言わんばかりの威厳に満ち溢れた社長から受けた食事会のワインテスティングは勿論友人でした。
コンフレッツクス社の46FTのヨットを買ったのは
小生にもかかわらず…… ・・。
国旗は、やはり日々慣れ親しんでいる事が一番と感じた事、そして脈々と流れている伝統のある国での国旗に対する考え方を深く勉強させられた〔注文艇の検査旅行〕でした。…………
次は韓国, 釜山にNAMIKOMACHI -3 で行ったときの話です。12年前になりますが4艇で5 月の連休に釜山にバウを向けました。途中の航海の話は後日にとっておきまして、韓国領海内に入ったのが夜中の2時頃でした。船舶電話で各艇に韓国旗と日本国旗を掲揚するように指示をして領海内に入りました。そして, 早朝5:30 釜山沖に集結し始めたヨットをみて愕然としました。
スターンに日本国旗を付けるように打ち合わせをしていたはずなのに韓国旗がスターンに… ・無論そのヨットのスプレッダーラインには日本国旗が、はためいているではないですか、反対だァ… ・・。
海が荒れているため近ずいて行けず、そのときはすでに船舶電話は入感があったりなかったりで、使い物にならない状態になっておりました。大きなジェスチャーでどうにか気が付き、入港前に取り替えましたが、別の艇は韓国旗が上下反対に取り付けられているではないですか、ジェスチャーでは理解してもらえず港内にはいって正常な状態に掲揚しなおしましたが、、、、、、「韓国旗は丸の中の上半分が赤、下半分が紺が正解」。国旗の上下ぐらいと思われる方もおられると思いますが、このころは、港内では写真撮影は禁止の時代です。一つ間違うと足止めされると言う怖さが脳裏をかすめました。もっともこのときのバタバタ劇の為か出港時に機関銃を向けられ海上で検閲を受ける破目になり大騒ぎをいたしましたが、国旗はいずれにせよ正確に理解しておく事が大切だと思います。(この後NAMIKOMACHIは 「国際信号旗読本と国旗」をキャビンに置いております)
 今度は海の上で国旗に慣れ親しんでいるお話を。
航路を走っている護衛艦をたまに見かけますが、そのとき皆さんはどうされていますか。まさか潜水艦なだしおにぶつけて行った第一富士丸のように前方を横切ってはいないと思いますが、、、、、、、。
あの悲惨な事故も国旗を掲げた艦艇に対するグローバルな常識を船長が持ってていさえすれば、起こらなかった事故であったと思います。海上衝突予防法の法の適用以前の話であり、これが世界の船舶同士では常識なのです。それはその国の海上を守っている軍の艦艇の前は横切らないと言う事です。
これが世界のシーマンの常識なんです。。。。。
この世界の常識さえ第一富士丸が守っていれば起こらなかった事故なのですが……。もっとも元々教えられていない事を守るも守らないもないので、どうしょうもありませんが……。
 さて、我がNAMIKOMACHI は護衛艦に遭遇したときは、すみやかに国旗を掲揚する事にしております。どうするかと言いますと、左舷か右舷に転舵し護衛艦と愛艇を平走させます。そして、スプレッダーに付けたフラッグラインに国旗を取りつけ、前方の護衛艦によく見えるようにゆっくりと2,3 回上下さすのです。するとどのような状況が展開されると思いますか?〕
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なみこまちと右舷反航している、潜水艦
しっかりと護衛艦も国旗で返礼をしてくれるのです。
 ワッチをしていた士官が艦内マイクで「右舷ヨット又は左舷ヨットに船尾答礼」と流します。そのときのスピーカーから海上に聞こえるマイクの声に高鳴る胸を押さえつつ目を見張ります。
そうしますと船尾に一番近くにいる甲板乗務員?が駆け足で船尾に掲げている国旗を上下します。これが船舶同士の挨拶なのです。
そしてNAMIKOMACHI のクルー全員で帽子を手にとって大きく振ります。今度は士官が左舷又は右舷ヨットに「ぼうふれい」とマイクで流します。すると甲板にいるほとんどの乗務員が帽子を振って挨拶「ぼうふれい」をしてくれます。
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SBのフラッグラインに、国旗を付け準備中
 大きな艦艇が我がNAMIKOMACHI一隻に挨拶をしてくれるのです。
この興奮やいかに。
幸い愛艇のクルー全員この経験をしており、海上での挨拶のすがすがしさを、共有しております。
海上での国旗を媒体とした挨拶はなんとも言いがたいものがあります,
 我が仁尾ヨットクラブのオーナーの方々も一度体験していただき、オランダ等での小生の失敗談と合わせて世界の国旗に対する常識、そし船舶での国旗の使い方、あり方を考えていただければと思います。
〔仁尾ヨットクラブ・クラブ報に掲載〕
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