
驚いた・・❢
ニュースの報道を集めると、場所はここ、セイガン瀬。
標識が、海面のど真ん中に立っているところだ。それも、黒球二つだ、赤球一つではない。
運航計画は、百歩譲って、立てての航海だっとしても、ワッチしていなければ、意味はない。
艦橋でのワッチの様子は、横須賀から出発する観艦式で、七回乗船、艦橋での雰囲気は多少なりとも分かっているつもりだが、艇によっては人数が違うが、7~10人艦橋の中にはいる、いつも緊張があった。
進路に沿って双眼鏡を見なくても、平郡島の東からでも、目視できる、ヨットでもだ、当然艦橋の高い護衛艦となると、発見もしやすい。
これは、全く話にならない事案。
試運転をしていたというから、造船所の技師と、宴会でもやっていたのかと、邪推したくなる。
南シナ海、波高い、このご時世に、気の緩みなどと言っている話でもない、全く、弁明の余地なしだ。
「 第一術科学校での、学習は?????? 」 春に行って、士官に質問してみたいものだ。
で、マリントラフィックで、稲妻の位置を確認してみた・・・・
17:32現在上の空色まるマークは護衛艦[げんかい4304] 赤まるマークは、座礁したという護衛艦いなずまの現在位置
下の空色まるは護衛艦[てんりゅう4203]
黒い印をつけているのが、センダイ磯の位地だ。
全く違っている・・❢
護衛艦いなずまが、今アンカーレッコしている周辺には、チャート上には、浅瀬はない
これは、第1108号のチャート・・1/125,000 、安芸灘及び広島湾で、確認していたのだが・・・。
護衛艦いなずまが、座礁していると言われるあたりには、マスコミ報道されているような、水深7mと、言うところは無い。
最近、護衛艦の事故が多かったので、報道を見てすぐに、センダイ瀬にやったと早とちりしたのだろうか??。
しかし、護衛艦いなずまは、それから離脱してあの場所にアンカーを下し、写真では、護衛艦いなずまのアンカーチェーンが斜めになっているので、海流で艦艇が潮上に向いているように見える
TV、パソコンの画面では、掲揚されているであろう、黒球の数を読めないので、航行不自由船●●なのか、座礁中●●●なのか、判断できない。
座礁から、満ち潮に乗って離脱して、今の場所にアンカーレッコしているのであれば納得できるのだが・・・・。
詳細な報道を、もう少し欲しいものだ・・・が、やはりセンガイ磯に、乗り上げたと、理解するのが正解か????
上げ潮での座礁での、自然浮上離脱を、幸いしたと、言っていいものか??? そんな次元のものなのか???
折しも、ワシントンでは2+2 が開かれ、台湾問題と日本との関係において日米安全保障条約第5条の発動になり得るとの見解が発表されたりのご時世に、ましてや、今、ロシアと交戦しているウクライナ軍の指揮の高さを見るにつけ・・・日本の安全保障は大丈夫かと、大きな声で言いた
そして、護衛艦の事故の場合、毎度のごとく海上衝突予防法のみ出しての報道しかできないマスコミ、今回のような珍しい事案の時の個別記事の集め方のレベルの低さも再認識した。
違った意味での [天気晴朗なれど波高し]と、言いたい・・・・・


●黒印が、セイガン瀬 黒矢印、赤印が、護衛艦いなずまの現在位置 空色印は警護中の護衛艦

PS・・実は、TV報道で、漁師か素人釣り師が出て来て・・・いゃあ、あの場所は漁師でも浅瀬が有るので、普通は行かない場所だと・・報道したのを聞いた。
数十回はNAMIKOMACHIで、航行しているので、不思議に思ったのだが・・・・・
セイガン瀬は、干満の潮が流れているときは、釣り船が多くいる場所だ、そんなはずはない。
知らない、釣り人、多分行ったことがないのだろう、
で、位置が非常に気になったのだ
そんなものにインタビューし、裏を取らなかったマスコミの報道・・軽薄な報道ににも疑念を持った次第。